ごきげんよう、ケンジです。
2025年も残すところわずかとなりましたが、皆様、2026年の旅の準備は整っておりますでしょうか?
「旅の準備」と申し上げましても、単に航空券や宿の手配をするだけではありません。私が申し上げたいのは、「どのホテルのロイヤリティプログラムに身を置くか」という、いわば旅の資産運用の方針を決めることです。
実は2026年は、ホテル業界において「会員プログラムの当たり年」とも言える大きな転換点となります。ヒルトン・オナーズによる最上位ステータスの新設や、国内ホテルグループによる独自経済圏の確立など、知っているだけで旅の質とコストパフォーマンスが劇的に変わるニュースが目白押しなのです。
今回は、資産家としての視点から、これら最新情報を読み解き、皆様の旅をより優雅で、かつ賢いものにするための戦略をお話しいたします。
ヒルトン・オナーズ2026年の進化。「ダイヤモンド・リザーブ」が示す新たな頂
まず、ホテルポイ活界隈で最も注目すべきニュースは、ヒルトン・オナーズの改定でしょう。2026年1月より、従来の最上位であった「ダイヤモンド」の上に、新たな聖域「ダイヤモンド・リザーブ(Diamond Reserve)」が新設されます。
選ばれし者の特権「ダイヤモンド・リザーブ」
この新ステータスは、文字通り「別格」です。到達条件は年間80泊(または40滞在)に加え、年間利用額18,000ドル(約280万円前後)というハードル。しかし、その対価として得られる特典は、まさに資産家の旅を彩るにふさわしいものです。
- スイート等の事前確約:年7泊まで、予約時点でアップグレードが確定します。
- 16時レイトチェックアウト確約:「空室状況による」という不確定要素が排除されます。
- ボーナスポイント+120%:宿泊という消費が、驚くべき速度でポイント資産へと変わります。
これは、単にお金を出せば買えるサービスではありません。ヒルトンというブランドへの愛着と、時間を共有した証。まさに「経験資産」の積み重ねがもたらす果実と言えるでしょう。
多くの旅行者にとっての朗報は「条件緩和」
「ケンジさん、年間280万円もホテルに使えませんよ」と思われた方、ご安心ください。実は今回の改定の真の目玉は、既存の「ダイヤモンド」「ゴールド」ステータスの取得条件緩和にあります。
例えばダイヤモンド会員の条件は、従来の60泊から50泊(または25滞在)へと引き下げられます。これにより、出張や家族旅行を少し工夫するだけで、朝食無料やエグゼクティブラウンジへのアクセス権といった上級会員のメリットを享受できるチャンスが大きく広がりました。
富裕層にはより高い満足を、一般的な旅行者にはより手の届きやすい夢を。ヒルトンのこの戦略は、2026年のホテル選びにおいて非常に魅力的な選択肢となるはずです。
「GoTo Pass」に「KOKO FAMILY」。独自経済圏の台頭
外資系チェーンばかりが正解ではありません。2025年から2026年にかけては、国内ホテルグループが独自の経済圏を強化する動きも活発です。これらは「隠れた優良株」のように、知る人ぞ知る高いリターンをもたらします。
170施設で貯まる・使える「GoTo Pass」
旧マイステイズ・ホテル・マネジメントが「アイコニア・ホスピタリティ」へと社名を変更し、2025年初夏より展開している新プログラム「GoTo Pass(ゴートゥーパス)」をご存じでしょうか。
マイステイズや亀の井ホテルなど、全国170以上の施設が対象となり、リゾートからビジネスまで幅広くポイントが活用できます。外資系のような派手さはありませんが、日本の地方を旅する際には非常に使い勝手の良い「実用的な資産」となります。
独自の世界観を楽しむ「KOKO FAMILY」と「SORANO」
また、2025年10月に開始されたKOKO HOTELSの「KOKO FAMILY」は、公式サイト予約で常に10%OFFというシンプルかつ強力なメリットを提示しています。複雑なポイント計算よりも、現金支出を確実に抑えたい方にとっては最適解の一つです。
そして、ウェルビーイングをテーマにした立川の「SORANO HOTEL」も、2026年4月にロイヤリティプログラムを改定します。ポイント有効期限が短縮される一方で、お誕生日特典が強化されるなど、より「特別な日の滞在」に重きを置いた内容となっています。
このように、ご自身の旅のスタイル——「ステータス重視」か「実利重視」か「体験重視」か——に合わせて、最適なプラットフォームを選ぶことが、2026年の賢い戦略となります。
宿泊費を「資産」に変える。マイルとポイントの二重取り戦略
最後に、どのホテルを選ぶにせよ、絶対に忘れてはならない「作法」をお伝えします。それは、「予約サイトのポイント」と「クレジットカードのポイント」、そして「宿泊マイル」の三重取りを狙うことです。
例えば、ホテルの予約をする際に、公式サイトへ直接アクセスするのは少々もったいないと言わざるを得ません。ポイントサイトを経由することで、宿泊費の一部をポイントとして還付させ、それをマイルに変えて次の旅の航空券代に充てる。これが資産家の旅のサイクルです。
モッピーを経由して「次の旅」を生み出す
私が愛用しているのはモッピーです。ExpediaやMarriott Bonvoyの予約も、モッピーを経由するだけで数パーセントのポイントが還元されます。
たかが数パーセントと侮るなかれ。年間の旅行費が積み重なれば、それは国内旅行1回分の航空券に匹敵する価値を生みます。「ドリームキャンペーン」などを活用すれば、JALマイルへの交換レートを実質80%まで高めることも可能です。
また、アメックス・プラチナのようなカード付帯の「フリー・ステイ・ギフト」を活用するのも、賢い選択です。年会費はかかりますが、それ以上の価値ある体験を引き出すことができれば、それは立派な投資となります。
まとめ:2026年は「選ぶ」ことで豊かになる
2026年のホテルポイ活は、選択肢が広がるからこそ、ご自身の価値観が問われる年になります。
ヒルトンの「ダイヤモンド・リザーブ」で極上のホスピタリティを極めるもよし、アイコニアやKOKO HOTELSで堅実かつ自由な旅を楽しむもよし。重要なのは、流されることなく、自分にとっての「豊かさ」に直結するプログラムを選ぶことです。
どうぞ皆様も、モッピーなどで賢くポイントを積み上げながら、心満たされる旅のポートフォリオを築いてくださいませ。
それでは、またお会いしましょう。ケンジでした。


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