ごきげんよう、ケンジです。
師走の候、皆様いかがお過ごしでしょうか。
街はすっかりクリスマスの装いとなり、一年を振り返る時期となりましたね。
私にとって、2025年のトラベルシーンで最も印象深かった出来事といえば、やはり6月24日に実施されたANA国際線特典航空券のルール改定です。多くのマイラーにとって激震が走ったあの日から、早いもので半年が経過しました。
「ハワイへの必要マイル数が増えてしまい、もう手が届かない」
そんなため息も耳にしますが、悲観することはありません。ルールが変われば、戦略を変えれば良いだけのこと。
今回は、改定後の世界を賢く生き抜き、再びハワイの空を目指すための「大人のマイル戦略」について、年末年始の過ごし方と絡めてお話ししましょう。
2025年6月の改定を振り返る:ハワイへの道のりはどう変わったか
まずは、半年前に何が起きたのか、改めて冷静に整理しておきましょう。感情的にならず、事実を直視することが投資においても旅においても重要です。
ハイシーズン・ビジネスクラスの大幅なマイル増
改定の目玉(と言っては皮肉かもしれませんが)は、必要マイル数の増加でした。特にハワイ路線においては、ハイシーズンのビジネスクラスが往復90,000マイルから135,000マイルへと、実に1.5倍に引き上げられました。
これは確かに大きなインパクトです。「いつか貯まったら」とのんびり構えていた方にとっては、ゴールポストが遠ざかったように感じられたことでしょう。
一方で「片道発券」という希望の光も
しかし、失ったものばかりではありません。同時に解禁されたのが「国際線特典航空券の片道発券」です。
これまでは「往復同じクラス、同じマイル数」を用意しなければ発券できませんでしたが、このルール変更により、旅のパズルを自由に組み合わせることが可能になりました。これは、私たちにとって非常に大きな武器となります。
ピンチはチャンス。「片道発券」という新たな選択肢
必要マイル数が増えたなら、往復すべてをマイルで賄おうとしなければ良いのです。
片道発券が可能になった今、柔軟な発想で旅程を組むことが、これからの賢い旅人のスタイルと言えるでしょう。
- 往路はLCCや有償エコノミーで節約
行きは荷物も少なく、体力も十分です。あえてLCCやセール運賃の航空券を利用し、現金を賢く使います。 - 復路はマイルで優雅にビジネスクラス
旅の疲れが出る帰路こそ、マイルを使ってビジネスクラスを片道発券。フルフラットシートでハワイの余韻に浸りながら帰国する。これこそ大人の余裕ですね。
往復135,000マイル(ハイシーズン)を貯めるのは大変でも、片道の67,500マイルであれば、十分に手が届く範囲ではないでしょうか。完璧を目指さず、メリハリをつけること。これが改定後の最適解です。
年末年始を「マイルの種まき」期間に。来年のハワイへ向けた戦略
さて、来年以降のハワイ旅行を実現するためには、この年末年始の過ごし方が鍵を握ります。
私が実践している、無理なく優雅にマイルを積み上げるための心構えをお伝えします。
1. 忘年会・新年会は「幹事の特権」を活かす
人が集まるこの季節、支払いの主導権を握ることは、すなわちマイルを握ることと同義です。
職場の忘年会や親戚の集まりなど、まとまった金額が動く場面では、積極的に幹事を引き受け、ご自身のクレジットカードで決済を済ませましょう。もちろん、参加費の徴収はスマートに行うのが紳士の嗜みです。
2. ふるさと納税のラストスパートはANAカードで
12月はふるさと納税の駆け込み時期ですが、ここでもマイル還元率を意識していますか?
「ANAのふるさと納税」などの関連サイトを経由し、ANAカードで決済することで、返礼品を楽しみながらマイルもしっかり獲得できます。税金の支払いすらも、次の旅への投資に変えてしまうのです。
3. 初売りの熱狂こそ冷静に「経由」する
お正月といえば初売りですが、店舗に並ぶ前に、まずはオンラインのポイントモール(ANAマイレージモールなど)をチェックする習慣をつけましょう。
家電や福袋など、高額な買い物をする際、モールを経由するだけで数%のマイルが上乗せされます。この「ひと手間」を惜しまない心の余裕が、数万マイルの差となって表れます。
まとめ
2025年の改定は、私たちに「マイルの貯め方」だけでなく「使い方の知恵」を求めてきました。
ハワイ・ビジネスクラスへのハードルは高くなりましたが、片道発券という新しい鍵を使えば、その扉は決して閉ざされてはいません。
焦らず、一喜一憂せず、日々の生活の中で淡々と、しかし確実にマイルを積み上げていく。
そんな長期的な視点を持って、2026年のハワイ旅行を計画してみてはいかがでしょうか。
それでは、またお会いしましょう。
ごきげんよう。


コメント