ごきげんよう、ケンジです。
師走も半ばを過ぎ、街のイルミネーションが美しく輝く季節となりましたね。皆様、いかがお過ごしでしょうか。
寒い日が続くと、ふと暖かい南国の風や、歴史あるヨーロッパの石畳が恋しくなるものです。「いつかファーストクラスで世界一周を」……そんな夢を抱きながらも、日々の忙しさに追われてしまっている方も多いのではないでしょうか。
本日は、そんな皆様にこそお伝えしたい、2025年の冬から始める「陸マイラー(りくまいらー)」としての新しい旅のスタイルについてお話しさせていただきます。6月の改定で少し風向きが変わったマイルの世界ですが、見方を変えれば、より自由で優雅な旅への扉が開かれているのですよ。
変化を恐れず、本質を見極める
まずは、私たちが向き合うべき「変化」について整理しておきましょう。
ご存じの通り、2025年6月よりANAとJALの国際線特典航空券に関する規定が改定されました。JALでは一部路線で最大40,000マイルもの値上げとなり、ため息をつかれた方もいらっしゃるかもしれませんね。しかし、投資の世界でもそうですが、市場の変化を嘆いても利益は生まれません。大切なのは「今のルールでどう最適解を導き出すか」です。
私が注目しているのは、同時に導入されたANAの「国際線特典航空券の片道発券」です。これまで往復必須だったルールが撤廃され、旅の自由度が飛躍的に高まりました。これは、私たち旅行者にとって非常に大きな「資産」と言えるでしょう。
「陸マイラー」としての嗜みと、賢明な戦略
これからマイルを貯めようという方へ。飛行機に乗らずしてマイルを貯める「陸マイラー」活動は、決して難しいことではありません。それは日々の生活費という「支出」を、未来の旅という「投資」に変える行為なのです。
1. 日常決済の集約こそが王道
スーパーでの買い物、光熱費、納税。これらすべてをマイルが貯まるクレジットカードに集約することは、もはや基本中の基本です。「塵も積もれば山となる」と申しますが、年間数百万円の決済があれば、それだけで近場の海外旅行へ手が届くマイルが生まれます。
2. ポイントサイトは「現代の錬金術」
「ポイ活」という言葉に抵抗がある方もいらっしゃるかもしれませんが、これは企業広告費の一部を消費者が還元として受け取る、正当な経済活動です。信頼できるポイントサイトを経由してサービスを利用し、得たポイントをマイルへ交換する。この一手間を惜しまないことが、優雅な空の旅への近道となります。
ANA片道発券がもたらす「旅の革命」
さて、今回のトピックである「ANA片道発券」をどう活かすか。ここに、大人の余裕を感じさせる旅のヒントがあります。
- 往路と復路で航空会社を変える贅沢
行きはANAのビジネスクラスで優雅にシャンパンを楽しみ、帰りは現地時間の都合が良い他社便やLCCを利用する。あるいは、JALのマイルと組み合わせて、行きはスターアライアンス、帰りはワンワールドといった「アライアンスの垣根を超えた旅」も可能です。 - 周遊旅行の自由度
例えば、東京からパリへ飛び、欧州内を鉄道で巡った後、ロンドンから東京へ戻る。片道発券が可能になったことで、オープンジョー(現地到着空港と出発空港が異なる旅程)の組み立てが、これまで以上にスムーズになりました。
ホテルポイントとの「二刀流」で旅をアップグレード
マイルで航空券を確保したら、次は滞在先です。ここで私が強くおすすめしたいのが、「ホテルポイント」の活用です。
マリオットやヒルトンといった世界的なホテルチェーンのポイントプログラムは、マイルと同様に非常に価値があります。特に注目すべきは以下の点です。
- マイルへの移行が可能
多くのホテルポイントは、主要な航空会社のマイルへ交換可能です。つまり、マイルが少し足りない時の「保険」としても機能します。 - 無料宿泊特典の威力
貯めたポイントでリッツ・カールトンやコンラッドといったラグジュアリーホテルに宿泊する。航空券代がマイルで浮いた分、ホテルでの食事やスパに予算を充てるのも素敵ですが、ホテル代もポイントで賄えれば、現地での体験にすべてのリソースを注げます。
マイルとホテルポイント、この2つの資産をバランスよく育てることこそ、真に豊かな旅を実現する「裏技」と言えるでしょう。
まとめ:旅は人生を豊かにする投資です
2025年の改定は、一見するとハードルが上がったように見えるかもしれません。しかし、片道発券という柔軟性を手に入れた私たちは、よりクリエイティブな旅を描けるようになりました。
マイルを貯めることは、単に節約するためではありません。それは、大切なパートナーとの記念日や、自分自身を見つめ直すための時間を、より上質なものにするための準備なのです。
焦る必要はありません。この冬から少しずつ、種を撒くようにマイルとポイントを育てていきましょう。いつかその種が、皆様を素晴らしい景色へと連れて行ってくれるはずです。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう。ごきげんよう。


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