ごきげんよう、ケンジです。
師走の喧騒の中、皆様いかがお過ごしでしょうか。街はクリスマスや年末年始の華やかな空気に包まれていますね。これからの季節、ご家族や大切なパートナーとホテルでの滞在を計画されている方も多いことでしょう。
さて、今回は私の愛用する「マリオットボンヴォイ・アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」についてお話しします。2025年8月の年会費改定から早4ヶ月。年会費82,500円(税込)という価格に、継続を迷われた方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、投資家としての視点で見れば、このカードは依然として「優秀なポートフォリオの一部」になり得ます。重要なのは、ポイントを単なる数字として見るのではなく、「いつ、どのように使うか」という出口戦略を持つことです。
本日は、私が実践している「ポイント宿泊 vs 有償宿泊」の判断基準と、新しくなった無料宿泊特典の真価について、ゆったりと紐解いてまいりましょう。
年会費改定の本質は「選択肢の拡大」にあり
まずは基本情報の確認です。2025年8月21日以降、マリオットボンヴォイアメックスのプレミアムカードの年会費は49,500円から82,500円へと改定されました。一見すると大幅なコスト増ですが、これに伴い、継続時に付与される「無料宿泊特典」の価値も大きく向上しています。
- 従来の特典:最大50,000ポイントまで
- 現在の特典:最大75,000ポイントまで
さらに、手持ちのポイントを最大15,000ポイントまで追加(トップオフ)することで、最大90,000ポイントまでのホテルに宿泊が可能となりました。
これは何を意味するのでしょうか。それは、これまでは手が届かなかった「リッツ・カールトン」や「セントレジス」、「ラグジュアリーコレクション」といった超一流ホテルの宿泊が、現実的な選択肢になったということです。年会費の上昇分は、より上質な体験へのチケット代と考えれば、決して悪い投資ではありません。
投資家の判断基準「ポイント単価」を意識する
マリオットポイントを効率的に使うために、私が常に意識しているのが「1ポイントあたりの価値(ポイント単価)」です。
ポイント宿泊がお得か、現金(有償)宿泊がお得か。その答えは、その日の宿泊レートによって変わります。私は以下の基準を設けています。
ケンジ流・損益分岐点の目安
- 1ポイント = 1.0円未満: 有償宿泊推奨(ポイントは温存しましょう)
- 1ポイント = 1.0円〜1.2円: 検討圏内(キャッシュフロー重視ならポイント利用も可)
- 1ポイント = 1.5円以上: ポイント宿泊推奨(高い投資対効果が得られます)
例えば、1泊10万円のホテルに5万ポイントで宿泊できる場合、単価は「2円」となります。これは非常に優れたパフォーマンスです。逆に、1泊3万円のホテルに4万ポイントが必要なら、単価は「0.75円」。この場合は、潔く現金を支払い、さらにポイントを貯めるのが賢明です。
特に、年末年始やゴールデンウィークなどの繁忙期は、現金レートが高騰する一方で、必要ポイント数はそれほど上がらないケースが多々あります。こうしたタイミングこそ、ポイントという資産を投入する絶好の機会なのです。
9万ポイントの地平線:新たなラグジュアリーへの招待
新しい無料宿泊特典(最大75,000pt + トップオフ15,000pt = 90,000pt)の恩恵は計り知れません。
これまでは「カテゴリー7」相当までのホテルが中心でしたが、現在は国内のマリオット系列ホテルのほとんどが射程圏内に入りました。例えば、以下のようなホテルでの滞在が可能になる日が増えています。
- ザ・リッツ・カールトン大阪:伝統的な重厚感と極上のホスピタリティ。
- W大阪:遊び心あふれるデザインとエネルギッシュな空間。
- 翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都:嵐山の絶景を独り占めする静寂の時間。
※必要ポイント数は変動制のため、日程により異なります。
年会費82,500円を支払っても、1泊10万円を超えるようなこれらのホテルに「無料宿泊特典」で泊まれるのであれば、実質的なリターンはプラスになります。目先の年会費に惑わされず、その先にある「体験の価値」を見据えることが大切です。
日常の決済を「旅の種」に変えるマインドセット
もちろん、無料宿泊特典だけでなく、日々の決済で貯まるポイントも重要です。プレミアムカードであれば、通常利用で100円につき3ポイントが貯まります。
私は、食費や光熱費はもちろん、税金の支払いや寄付に至るまで、可能な限りこのカードに集約させています。それは単なる節約ではなく、「生活費の一部を、将来の旅の予算に変換している」という感覚に近いですね。
また、マリオットボンヴォイでは時折、ポイント購入のセールや、ターゲットオファー(特定の会員向けのキャンペーン)が行われます。円安の状況下では慎重な判断が必要ですが、あと少しで目標のホテルに届くという場面では、ポイントを「買う」という選択肢も、投資家としては持っておくべきでしょう。
まとめ:人生を豊かにする「賢明な浪費」を
マリオットボンヴォイアメックスの年会費改定は、私たちに「ホテルの楽しみ方」を問い直すきっかけを与えてくれました。
- 年会費は「体験への投資」と捉える。
- ポイント利用時は「単価1.5円」を目安に損得を見極める。
- 最大9万ポイントの枠を活かし、憧れのホテルステイを実現する。
ポイントを貯めることが目的になってはいけません。大切なのは、そのポイントを使って、誰とどのような時間を過ごすかです。
皆様もぜひ、ご自身のライフスタイルに合わせた最適な「解」を見つけ出し、心豊かなホテルライフをお楽しみください。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう。ごきげんよう。


コメント