よう、マサルだ。まだ「雰囲気」でカードを選んでいるのか?
よう、マサルだ。
2026年、新年が明けても相変わらず「新NISAの枠、埋めるのが精一杯です」なんて泣き言を言っている奴が多い。だが、それ以上に俺が許せないのは、自分のライフスタイルに合わないクレジットカードを使って、みすみすポイントをドブに捨てている連中だ。
SBI証券でクレカ積立をやるなら「三井住友カード」一択というのは、もはや常識以前の話だ。だが、問題はその先にある。「プラチナプリファレンス」と「ゴールド(NL)」、どっちを持つべきか?という論争だ。
ネット上のインフルエンサー気取りが「還元率最強だからプラチナ一択!」なんて煽っていたのは、もう何年も前の話だ。クレカ積立の上限が月10万円に引き上げられ、ポイント付与ルールが改悪された今、思考停止でプラチナを持つのはただの「養分」でしかない。
今回は、SBI証券と新NISAのキャンペーンを機に、あやふやな知識を一掃してやる。俺が徹底的に試算した「損益分岐点」を突きつけるから、自分の胸に手を当ててよく考えろ。結論から言えば、大半の人間はゴールドで十分だ。その理由を論理的に叩き込んでやる。
まずは現実を見ろ。「プラチナの改悪」を忘れるな
かつてプラチナプリファレンスは「無条件で積立5%還元」という神カードだった。だが、そんな甘い汁がいつまでも吸えるわけがない。現在は「カードの年間利用額に応じた積立還元率」に変更されている。
ここを理解していない奴が多すぎる。今のルールを整理してやるから、目を開いてよく見ろ。
| カードランク | 年会費(税込) | クレカ積立還元率(月10万上限) | 条件 |
|---|---|---|---|
| プラチナプリファレンス | 33,000円 | 1.0% 〜 3.0% | 年間利用額300万円未満:1.0% 300万円以上:2.0% 500万円以上:3.0% |
| ゴールド(NL) | 5,500円 (年間100万利用で翌年以降永年無料) |
1.0% | 年間100万円以上の利用実績あり (なければ0%) |
どうだ? これが現実だ。
もしお前が「プラチナプリファレンス」を持っていて、年間のショッピング利用額が300万円未満だとしたら、積立還元率はゴールドと同じ「1.0%」に落ちる。それなのに、年会費だけは一丁前に33,000円も払うことになる。
対するゴールドは、一度でも年間100万円を使えば(いわゆる「100万円修行」)、翌年以降の年会費は永年無料だ。コストゼロで同じ1.0%の還元を受けられる。
「なんとなくカッコいいから」でプラチナを持っている奴は、今すぐ解約届の準備をした方がいいかもしれないぞ。
【完全試算】損益分岐点は「年間300万円」ではない、もっと複雑だ
ここからが本番だ。単に積立のポイントだけでなく、普段の買い物でのポイント還元、継続特典(ボーナスポイント)を含めた「トータルリターン」で比較しなければ意味がない。
俺がシミュレーションを用意した。条件は以下の通りだ。
- クレカ積立:月10万円(年間120万円)設定。新NISA満額。
- 特約店利用:コンビニやカフェなど(スマホタッチ決済7%還元)は考慮せず、基本還元率で計算(プラチナ1%、ゴールド0.5%)。
- 継続特典:ゴールドは100万円利用で1万pt、プラチナは100万円利用ごとに1万pt(最大4万pt)。
ケース1:年間ショッピング利用額が「200万円」の一般層
そこそこカードを使うが、富裕層というほどではない層だ。
| 項目 | ゴールド(NL) | プラチナプリファレンス |
|---|---|---|
| 年会費 | 0円(修行済と仮定) | -33,000円 |
| 積立ポイント | 12,000 pt (1.0%) | 12,000 pt (1.0%) |
| 買い物ポイント | 10,000 pt (0.5%) | 20,000 pt (1.0%) |
| 継続特典 | 10,000 pt | 20,000 pt |
| 年間収支 | +32,000円相当 | +19,000円相当 |
勝者:ゴールド(NL)
見ての通りだ。年間200万円使っても、プラチナプリファレンスは年会費の重さが響いて完敗する。プラチナ特有の「積立還元率アップ」の恩恵(300万円利用の壁)を受けられないため、積立ポイントで差がつかないのが痛恨だ。
ケース2:年間ショッピング利用額が「300万円」のパワーカップル
家賃や税金もカード払いにして、なんとか300万円に到達する場合だ。ここで景色が変わる。
| 項目 | ゴールド(NL) | プラチナプリファレンス |
|---|---|---|
| 年会費 | 0円 | -33,000円 |
| 積立ポイント | 12,000 pt (1.0%) | 24,000 pt (2.0%) |
| 買い物ポイント | 15,000 pt (0.5%) | 30,000 pt (1.0%) |
| 継続特典 | 10,000 pt | 30,000 pt |
| 年間収支 | +37,000円相当 | +51,000円相当 |
勝者:プラチナプリファレンス
ここで逆転する。理由は2つ。
- 年間300万円利用達成により、翌年の積立還元率が2.0%に跳ね上がる。
- 継続特典が30,000pt入り、年会費の元がほぼ取れる。
つまり、「年間300万円の壁」を確実に超えられるかどうかが、プラチナを持つ資格の有無を決めるということだ。290万円で止まってしまったら、翌年の積立還元率は1.0%のままだから、目も当てられない悲劇が待っている。
公式サイトには載っていない「隠れた罠」
数字上の損益分岐点は「300万円」付近にあることがわかった。だが、俺が言いたいのは「ギリギリ300万円ならやめておけ」ということだ。
1. 「対象外」の支払いに泣くな
年間利用額の集計には、対象外の項目がある。ここを勘違いしている奴が後を絶たない。例えば、クレカ積立そのものの金額は、年間利用額の集計対象外だ。当たり前だろ、投資してポイント貰って、さらに実績稼ぎなんて虫が良すぎる。
さらに、電子マネーへのチャージや、一部の税金払いも対象外になるケースがある。年末に「あと5万円足りない!」と焦ってAmazonギフト券を買っても、それが集計対象外だったらどうする? 300万円ギリギリを狙うのは、綱渡りすぎるんだよ。
2. 精神的な「無駄遣い」コスト
これが一番怖い。「あと少しで300万円達成だから」と言って、欲しくもないブランド品や家具を買った経験はないか? ポイントのために無駄な出費を増やすのは、本末転倒もいいところだ。金融アドバイザーとして言わせてもらえば、それは「投資」ではなく「浪費」だ。
ゴールド派が今すぐやるべき「見直し」アクション
ここまで読んで、「俺はやっぱりゴールド派だ」と確信したお前。安心するのはまだ早い。ゴールドを持っているだけで満足していないか?
SBI証券×三井住友カードのキャンペーンは頻繁に行われているが、既存ユーザーが見直すべきは「Vポイントの設定」だ。
- メインポイントの設定: SBI証券のメインポイントを「Vポイント」に設定しているか? これをしていないと、投資信託の保有残高ポイント(投信マイレージ)が分散してしまう。
- 家族カードの活用: ゴールド(NL)は家族カードが人数分無料だ。家族の支払いを一元化すれば、100万円修行の達成は容易になる。
特に「Oliveフレキシブルペイ」を使っている場合、引き落とし口座の縛りがあるが、Vポイントアッププログラムの還元率底上げには必須だ。自分の生活圏がセブン-イレブンやローソン、マクドナルド、サイゼリヤ中心なら、ゴールド×Oliveの組み合わせで7%〜10%還元を狙うのが、賢い庶民の戦い方だ。
結論:迷うなら「ゴールド」にしておけ。見栄を張るな。
いいか、最後にまとめてやる。
プラチナプリファレンスを持つ資格があるのは、以下の条件を満たす人間だけだ。
- 息をするように年間300万円以上(月平均25万円)のカード決済をする。
- その300万円に、クレカ積立分は含まれていないことを理解している。
- 年会費33,000円を「先行投資」として割り切れるメンタルがある。
これに一つでも「うっ」と言葉に詰まるようなら、悪いことは言わない。「三井住友カード ゴールド(NL)」にしておけ。
年間100万円(月約8.3万円)を使えば、年会費は永年無料。それでいて積立還元率は1.0%。これが最強のコストパフォーマンスだ。浮いた年会費33,000円分を、そのままオルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)の購入に充てた方が、10年後、20年後の資産は確実に増えている。
投資の世界で最も重要なのは「コスト管理」だ。見栄で高いカードを持つことじゃない。自分の身の丈に合ったカードを選び、淡々と積立を続ける。それが勝者のやり方だ。
さて、自分の財布に入っているカード、今一度見直してみるんだな。マサルからは以上だ。


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