ごきげんよう、ケンジです。2026年の投資戦略、もう整いましたか?
新年あけましておめでとうございます。個人投資家のケンジです。
お正月気分も抜け、日常が戻ってきた頃合いでしょうか。ふとカレンダーを見ると、1月11日という数字が目に留まります。実はこの週末、SBI証券ではシステムメンテナンスや各種キャンペーンの節目となる重要なタイミングが含まれていることをご存じでしょうか。
「NISAの設定なんて、一度やったらほったらかしだよ」
そんな声が聞こえてきそうですが、実はこれ、少し危険なんです。2024年に新NISAが始まってから早2年。私たちの投資環境、特に「ポイント還元」のルールは、気づかないうちに静かに、しかし確実に変化しています。
本日は、1月11日という日付を一つのきっかけとして、皆様の資産形成をより豊かなものにするための「クレカ積立」と「Vポイント再投資」の黄金比率について、私なりの視点でお話しさせていただきます。どうぞ、温かいコーヒーでも飲みながら、リラックスしてお付き合いください。
1月11日は「点検の日」。キャンペーンとメンテナンスの裏側にある意図
さて、なぜ私がこの時期に筆を執ったかといいますと、単なる「キャンペーンの紹介」をしたいわけではありません。SBI証券では現在、新年に合わせた「2,026円プレゼント」や「NISAクレカ積立キャンペーン」などが展開されていますが、実は1月11日前後にはシステムメンテナンスが入ることも多く、私たちの投資設定を見直すための「強制的な一時停止ボタン」のような役割を果たしてくれます。
特に意識していただきたいのが、1月末に期限を迎えるキャンペーンの存在と、4月以降のポイント付与ルール変更の可能性です。
金融機関は年度の変わり目にルールを改定することが多々あります。「気づいたらポイント還元率が下がっていた」「キャンペーンのエントリーを忘れて数千ポイント損をした」……そんな経験、私にもあります。だからこそ、この1月中旬という時期は、設定画面を開く絶好の機会なのです。
その設定、実は損していませんか?「クレカ積立」の現在地
皆様は、毎月の積立をどのように設定されていますか?
現在のSBI証券×三井住友カードの「クレカ積立」上限額は月10万円。これはもう常識になりつつありますが、問題はその「カードの選び方」と「年間利用額」です。
かつては「カードを持っているだけ」で高還元が受けられましたが、2025年以降、その傾向は完全に「利用実績重視」へとシフトしました。ここで一度、主要カードの実力を整理してみましょう。
| カードランク | 年会費(税込) | 積立還元率(最大) | ケンジの視点 |
|---|---|---|---|
| プラチナプリファード | 33,000円 | 3.0% | 年間300万円以上決済する「生活費のすべてをカードに集約できる方」向け。積立ポイントだけで年会費回収は難しいのが現状です。 |
| ゴールド(NL) | 5,500円 ※条件達成で永年無料 |
1.0% | 【王道】年間100万円の利用で年会費が永年無料になる「100万円修行」を達成済みなら、これが最適解です。 |
| 一般カード(NL) | 永年無料 | 0.5% | 無理をして年会費を払いたくない方への堅実な選択肢。還元率は控えめですが、コストゼロの安心感は大きいです。 |
ここで陥りやすい落とし穴が一つあります。それは「ポイントのために無理な出費をしてしまうこと」です。
例えば、プラチナプリファードの還元率3.0%は魅力的ですが、その維持のために不要な買い物をして年間300万円を達成しようとするのは本末転倒です。投資のリターンを最大化するために家計を圧迫しては、元も子もありません。
私のおすすめは、やはり「ゴールド(NL)」での堅実な運用です。年間100万円(月約8.3万円)の利用は、家賃や光熱費、食費を集約すれば、決して無理な数字ではないはずです。
「Vポイント再投資」こそが複利のターボエンジン
次に、意外と見落とされがちなのが「貯まったポイントの使い道」です。皆様、Vポイントをコンビニでのお買い物に使っていませんか?
「コーヒー1杯が無料になって嬉しい」
そのお気持ち、痛いほど分かります。私も昔はそうでした。しかし、投資家としての視点を持つならば、そのポイントは「再投資」に回すべきです。
SBI証券では、貯まったVポイントを「1ポイント=1円」として投資信託の買付に使えます。これがなぜ重要かというと、ポイントで買い付けた投資信託もまた、将来的に値上がり益や分配金を生むからです。
- 消費した場合: 1,000ポイントは、今1,000円の価値として消滅します。
- 再投資した場合: 1,000ポイントは、年利5%で運用できれば、20年後には約2,653円の価値になります。
この「時間の力」を味方につけることこそ、私たちが目指すべき資産形成の姿ではないでしょうか。
【ケンジ流】2026年版「積立設定の黄金比率」
では、具体的にどのように設定すればよいのか。私が実践し、推奨している「黄金比率」をご紹介します。これは、ポイント還元の恩恵を最大化しつつ、管理の手間を最小限に抑える構成です。
1. クレカ積立枠:月10万円(最優先)
まず、クレカ積立の上限である月10万円を最優先で埋めます。カードは前述の通り、ご自身の年間決済額に見合ったもの(多くの方はゴールドNL)を選びます。
これで、毎月確実にポイント(ゴールドなら1,000pt)が生まれる「不労所得システム」が完成します。
2. 成長投資枠:Vポイントでのスポット買付
ここがポイントです。毎月のクレカ積立で貯まったポイントや、街での買い物で得たVポイントは、「成長投資枠」を使ってスポット購入に回します。
設定画面で「Vポイントをすべて利用する」にしておくのも良いですが、私はあえて手動で注文を入れることもあります。「今月もこれだけポイントが貯まった、よし、将来の種まきをしよう」と実感する時間が、投資を続けるモチベーションになるからです。
3. 現金積立:残りの余剰資金
新NISAのつみたて投資枠は月10万円が上限ですが、成長投資枠を含めると月30万円まで投資可能です。クレカ積立の10万円を超えた分は、現金で積み立てます。
黄金比率のまとめ:
クレカ積立 10万円 + Vポイント全額再投資 + 無理のない範囲の現金
シンプルですが、これが最も効率的で、かつ長く続けられるスタイルです。
公式サイトには載っていない「大人の注意点」
最後に、紳士的な投資家の皆様へ、いくつか注意点をお伝えしておきます。
一つ目は、「クレジットカードの利用可能枠」です。
クレカ積立で月10万円を使うということは、ショッピング枠が常に10万円分圧迫されることを意味します。旅行や高額な買い物の予定がある月、あるいはカードの更新時期などで枠がギリギリだと、積立エラーが起きてしまうことがあります。
「積立ができていなかった!」と慌てないよう、カードの利用限度額には余裕を持たせておくこと。これが大人の嗜みです。
二つ目は、「一喜一憂しない心」です。
キャンペーンだ、ポイント改悪だと、情報は日々飛び交います。しかし、私たちの目的は「ポイントを集めること」ではなく、「人生を豊かにするための資産を築くこと」です。
0.1%の還元率の差に目くじらを立てて、頻繁に設定を変えたりカードを作り直したりするのは、時間の浪費になりかねません。
今回、1月11日という節目に設定を見直したなら、あとはまた、次の季節が来るまでゆっくりと市場の成長を信じて待つ。それくらいの余裕を持って、投資と付き合っていきたいですね。
皆様の2026年の投資ライフが、穏やかで実りあるものになりますように。
それでは、ごきげんよう。


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