ごきげんよう、ケンジです。
2026年の年明け、皆様いかがお過ごしでしょうか。
新NISAが始まって早3年目に突入しましたね。2024年のスタートダッシュ、そして記憶に新しい2025年の「あの」調整局面。皆様の資産額も、そして何より「心」は無事でしょうか?
実は私、最近よく思うのです。「投資の正解は、数字を最大化することではなく、心の平穏を最大化することではないか」と。
今日は、私が実践している「成長投資枠には現金を一切使わず、ポイント(Vポイント・Pontaポイント)のみを投入する」という、少々変わった、しかし極めて精神衛生に良い投資法についてお話しします。
「たかがポイントでしょう?」と侮ってはいけません。この小さな戦略が、暴落時に皆様のメンタルを救う「最強の防波堤」になるのです。
なぜ「成長投資枠」を現金で買ってはいけないのか
まず、あえて強い言葉を使わせていただきましたが、これは私の失敗談に基づいています。
新NISAには「つみたて投資枠」と「成長投資枠」がありますね。つみたて枠は、オルカンやS&P500を無心で積み上げる「守りの資産」です。ここは現金で淡々と埋めるのが正解でしょう。
しかし、「成長投資枠」はどうでしょうか?
- 個別株への投資が可能
- アクティブファンドも購入可能
- 年間240万円という大きな枠
この自由度の高さゆえに、つい「少しリスクを取って増やしたい」「流行りの半導体株を買ってみたい」という欲が出ます。そこで虎の子の現金(給料やボーナス)を投入してしまう。
すると何が起きるか。暴落時に「汗水垂らして働いたお金が溶けていく」という強烈なストレスに襲われるのです。
2025年の中盤、株価が大きく揺らいだ時、現金で個別株を買っていた知人たちは顔面蒼白でした。一方、私は優雅に紅茶を飲んでいられました。なぜなら、私の成長投資枠の原資は「すべてポイントだったから」です。
「メンタル・アカウンティング」を味方につける
行動経済学に「メンタル・アカウンティング(心の家計簿)」という言葉があります。人は同じ1万円でも、「汗水垂らした給料」と「拾ったお金(あぶく銭)」では、感じる価値や使い方が変わるというものです。
私はこれを逆手に取ります。
- 現金(給料) → 減ると痛い → つみたて枠で堅実に。
- ポイント → 元手ゼロの「おまけ」 → 減っても痛くない → 成長投資枠でリスクを取れる。
「どうせオマケでもらったVポイントだ。半分になっても元々なかったもの。逆に2倍になれば儲けもの」
このマインドセットこそが、長期投資で最も邪魔になる「恐怖心」を完全に消し去ってくれるのです。これが、私が提唱する「ポイント防波堤理論」です。
2026年版:2大ポイント経済圏の使い分け戦略
では、具体的にどの証券会社で、どのポイントをどう使うべきか。2026年現在の最適解を整理しました。
かつてVポイントとTポイントが統合した当初は混乱もありましたが、今は完全にインフラとして整いましたね。私の使い分けは以下の通りです。
| 証券会社・ポイント | 私の活用法(成長投資枠) | 狙い |
|---|---|---|
| SBI証券 (Vポイント) |
S株(単元未満株)で 高配当株を「1株」ずつ買う |
配当金という「不労所得」を ポイントだけで作り上げる |
| auカブコム証券 (Pontaポイント) |
プチ株、または 少し値動きの荒い投資信託 |
ポイント運用ならではの キャピタルゲイン(値上がり益)狙い |
1. SBI証券 × Vポイント:自分だけの配当金マシーンを作る
SBI証券の素晴らしいところは、Vポイントを使って「S株(単元未満株)」が買える点です。
私は、毎月貯まったVポイント(クレカ積立や街での利用分)を、全て日本の高配当株に換えています。例えば、「今月は3,000ポイント貯まったから、三菱UFJを2株買い増そう」といった具合です。
これを3年も続けるとどうなると思いますか?
元手ゼロ円、すべてポイントだけで構成されたポートフォリオから、年に数回、現金で配当金が振り込まれるようになるのです。
「ポイントが、現金を産む資産に変わる」
この感覚は一度味わうと病みつきになります。もちろん株価が下がっても気になりません。「元はポイントだし、配当さえ出れば御の字」と、紳士的な余裕を保てるからです。
2. auカブコム証券 × Pontaポイント:遊び心を満たす
一方、Pontaポイントも優秀です。auカブコム証券でも「プチ株」や投資信託のスポット購入に使えます。
私はこちらでは、少し冒険をします。例えば、新興国の成長ファンドや、話題のテック銘柄など。「現金で買うのは怖いけれど、持ってはみたい」という銘柄をPontaポイントで買うのです。
ローソンやホットペッパービューティーで貯めたポイントが、世界の最先端企業の株に変わる。これが現代の錬金術でなくて何でしょうか。
ケンジ流・2026年の「出口戦略」:Die With Zeroの精神で
さて、ここからが本題です。貯めて増やすだけならAIでもできます。私たち人間は「どう使うか」に知恵を絞らねばなりません。
2026年の今、私が新たに設けたルールがあります。
それは、「ポイント投資で資産評価額が倍になったら、半分売って贅沢に使う」というものです。
多くの日本人は真面目ですから、増えた分をさらに再投資して複利効果を狙おうとします。もちろん理論上はそれが正解です。しかし、人生の時間は有限です。
先日、Vポイントでコツコツ買い集めた高配当株が大きく値上がりしました。私はその一部を売却し、妻と二人で伊豆の温泉旅館へ行ってまいりました。現金を使わず、ポイントから生まれた利益だけで泊まる宿の心地よさは格別でしたよ。
出口戦略のポイント(洒落ではありませんよ):
- 再投資は半分まで:利益の全額再投資はしない。今を楽しむために半分は使う。
- 「経験」に変える:モノではなく、旅行や食事など、思い出に残るものに使う。
- ポイントの起源を忘れる:売却して現金化したら、それはもう「ポイント」ではなく「貴方の資産」です。堂々と使いましょう。
最後に:投資は人生を豊かにするための「従」であるべき
新NISAの枠を埋めることに必死になりすぎて、毎日のランチを削ったり、友人の誘いを断ったりしていませんか?それでは本末転倒です。
成長投資枠を「ポイント専用の遊び場」と決めてしまえば、焦りは消えます。枠が埋まらなくても、「まあ、ポイントが貯まったら買えばいいか」と思えるようになります。
2026年、市場がどう動くかは誰にも分かりません。しかし、「元手ゼロのポイント投資」なら、どんな暴落が来ても、貴方は涼しい顔でコーヒーを啜っていられるはずです。
どうぞ皆様、数字の奴隷にならず、心豊かな投資ライフをお過ごしください。
それでは、ごきげんよう。


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