【エアライン攻略】2月の「空席」は宝の山!家族4人でビジネスクラスを確保する「逆張りマイル術」

高額還元・クレカ

ごきげんよう、ケンジです。

冷たい風の中にも、少しずつ春の足音が聞こえてくる季節になりましたね。皆様、いかがお過ごしでしょうか?

さて、本日は少し耳の痛い、しかし将来の皆様の「家族の笑顔」を守るための大切なお話をさせていただきます。単刀直入にお伺いしますが、先月(1月)、来年の年末年始に向けた特典航空券の争奪戦……「往路」の確保に敗れて意気消沈していませんか?

「朝9時の発売開始と同時にクリックしたのに、瞬殺だった」
「空席待ちという文字を見るのはもううんざりだ」

そのお気持ち、痛いほどよく分かります。年収を上げ、マイルを数十万単位で貯められるようになったにもかかわらず、肝心の使いたい時に使えない。これは多くの陸マイラーが直面する「豊かさのパラドックス」です。

ですが、ここで諦めてはいけません!実は、多くのライバルが脱落した「2月」こそが、真の勝負時なのです。特に、奥様やお子様を含めたご家族3〜4人で優雅な海外旅行を目指す皆様にとって、今月はダイヤモンドのような価値がある期間だということを、ご存知でしたでしょうか?

本日は、私が実践している「家族全員でビジネスクラスに乗るための、現実的な突破口」を、包み隠さずお話しいたします。

なぜ2月が「来年の年末年始」を制するゴールデンタイムなのか

まずは、カレンダーの仕組みを冷静に見つめ直しましょう。

皆様もご存知の通り、ANAの特典航空券予約開始は「搭乗の355日前」、JALは「360日前」です。1月中に「往路(日本出発便)」の予約戦争がありましたが、本当の戦いはそこではありません。

重要なのは「復路(現地出発便)」の確保です。

多くのビジネスパーソンにとって、年末年始旅行の帰国日は1月3日から1月5日に集中します。カレンダーを逆算してみてください。来年の1月3日〜5日の355日前は、まさに「今年の2月上旬〜中旬」に当たるのです。

1月の往路予約で心が折れたライバルたちが戦線離脱している今、2月こそが「往復の旅程を確定させる」ための最大のチャンス。ここで動けるかどうかが、来年のお正月をハワイやアジアの高級リゾートで過ごすか、自宅でテレビを見て過ごすかの分かれ道となります。

【実弾データ】家族3〜4人が離れ離れにならない「提携航空会社」狙い撃ち戦略

ここからが本日のメインディッシュです。編集長からも厳しく言われております。「ケンジさん、精神論ではなく、家族連れが使える『実弾』を出してください」と。

はっきり申し上げます。繁忙期にANAやJALの自社便(直行便)で、家族4人分のビジネスクラスを取るのは、平会員にはほぼ不可能です。

ANAのホノルル線A380(フライングホヌ)でさえ、特典枠として開放されるビジネスクラスは通常2席、多くても3席が限界。ダイヤモンド会員ですらキャンセル待ちに飲み込まれるのが現実です。お父様だけエコノミー、あるいはお母様とお子様だけ別便……そんな悲しい旅行は「豊かな人生」とは呼べませんよね?

そこで私たちが狙うべきは、「一度に3〜4席のビジネスクラスを開放してくれる提携航空会社」です。具体名と優先順位を挙げましょう。

【最優先ターゲット】エバー航空(BR)とタイ国際航空(TG)

スターアライアンス(ANAマイル使用)において、私が家族旅行で最も信頼を置いているのがこの2社です。

【家族マイラー向け】提携航空会社の実力比較
航空会社 狙い目ルート ビジネスクラス開放枠(目安) 家族へのおすすめポイント
エバー航空 (BR) 羽田/成田/関空/福岡 ⇔ 台北 ⇔ バンコク/シンガポール/豪州 3〜4席
(比較的安定して開放)
サービス品質が極めて高い。台北乗り継ぎで小籠包を楽しむ「二度おいしい」旅が可能。
タイ国際航空 (TG) 羽田/成田/関空 ⇔ バンコク ⇔ プーケット/バリ島 2〜4席
(機材により大量開放あり)
機材が大型(B777やA350)で座席数が多い。食事のレベルが高く、リゾートへの接続がスムーズ。

なぜこの2社なのか?

エバー航空やタイ国際航空は、自国のハブ空港(台北・バンコク)を経由して世界各地へ乗客を運ぶビジネスモデルです。そのため、日本発着の座席供給量が多く、特典航空券への割り当て枠も日系エアラインより格段に広いのです。

特にエバー航空は、ビジネスクラス4席を「ドカン!」と同時に開放することが珍しくありません。台北での乗り継ぎ時間は短く効率的ですし、あえて1泊して夜市を楽しむプランを組めば、お子様も大喜びです。「直行便がない=不便」ではなく、「経由便=旅の楽しみが増える」とマインドセットを変えてみてください。

家族全員の座席を確保するための「検索のコツ」

ここで、多くの人が陥る「検索の罠」について注意喚起させてください。

ANAのサイトで、いきなり「東京 ⇔ バンコク(人数:4人)」で検索していませんか?
これでは、システムが「直行便」を優先して探しに行き、結果として「空席なし」と表示されて終わってしまいます!

家族4人分を確保するための正しい手順は以下の通りです。

  1. 区間(セグメント)ごとに検索する
    まずは「東京 ⇔ 台北」だけで4席あるか確認します。次に「台北 ⇔ バンコク」で4席あるか確認します。面倒ですが、この一手間が成否を分けます。
  2. 「複数都市」タブで結合する
    それぞれの区間で空席を見つけたら、予約画面の「複数都市(Multi-city)」タブを使い、見つけた便名を指定して一本の旅程として予約します。
  3. 地方空港を活用する
    東京発が満席でも、関空や福岡発のエバー航空ならガラガラというケースが多々あります。「国内線乗り継ぎ」を厭わないでください。日本の地方都市で前泊して美味しいお寿司を食べてから海外へ……なんて素敵ではありませんか?

激戦区ハワイを捨てる勇気:「逆張り」デスティネーション戦略

ここまで技術的なお話をしてきましたが、最後にマインドセットのお話を。

「どうしてもハワイじゃなきゃダメですか?」

年末年始のハワイは、ホテル代も高騰し、どこへ行っても日本人だらけ。レストランの予約もままなりません。一方で、私が推奨する「東南アジアの乾季」「オセアニアの夏」はいかがでしょう。

  • バンコク・プーケット(タイ):1月は最高の乾季。雨が降らず、海は穏やか。5つ星ホテルがハワイの3分の1の価格で泊まれます。
  • シドニー・パース(オーストラリア):日本と真逆の夏。時差がほとんどなく、お子様の体調管理も楽。治安も良く、英語圏なので安心です。

特にオーストラリア路線は、ANAの直行便(シドニー・パース)に加え、先ほどのエバー航空やシンガポール航空経由という選択肢も豊富です。ハワイという「ブランド」に固執してキャンセル待ちにストレスを感じるより、「確実に取れるビジネスクラス」で優雅にシャンパンを傾けるバカンスのほうが、大人の余裕を感じさせませんか?

マイル単価を最大化する発券タイミングとリスク管理

最後に、お金(マイル)の話も忘れずに。

燃油サーチャージは2ヶ月ごとに見直されますが、現在は高止まり傾向にあります。しかし、特典航空券は「発券した時点」のサーチャージ額が適用されます。もし今後サーチャージが下がった場合は、手数料を払って取り直すことも可能ですが、まずは「座席の確保」が最優先です。

また、万が一キャンセルすることになった場合の手数料は、ANAで1名につき3,000マイルです。家族4人で12,000マイル。これを「高い」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、「来年の正月の夢をキープする予約金」と考えれば、決して高くはないはずです。

リスクを恐れて動かないことこそが、最大のリスクです。

まとめ:2月の行動が来年の「優雅なバカンス」を約束する

いかがでしたでしょうか。

1月の争奪戦で諦めてしまった皆様。勝負はまだ終わっていません、いえ、むしろここからが本番です。

今すぐカレンダーを確認し、来年1月の「復路」発売日(355日前)にアラームをセットしてください。そして、ANAやJALの直行便だけにこだわらず、エバー航空やタイ国際航空といった「頼れるパートナー」に目を向けてみてください。

来年の今頃、皆様がご家族と一緒にお気に入りのシートに座り、雲の上で乾杯している姿を想像しております。

それでは、またお会いしましょう。ごきげんよう。

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