ごきげんよう、ケンジです。
穏やかな冬の光が差し込む昼下がり、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、資産形成の世界において、少しばかり興味深い「風」が吹き始めているのをご存じでしょうか。金融庁が2026年度の税制改正要望として掲げた「NISA非課税保有限度額の当年中復活」という提案です。
「枠が復活するなんて、今のNISAでも同じでは?」
そう思われた方は、非常に鋭い。ですが、今回の提案は「時間」という概念を大きく変える可能性を秘めています。この変化は、私たちが日々コツコツと貯めている「ポイント」の価値をも、再定義することになるでしょう。
本日は、誰もが実践している「クレカ積立」のその先。2026年を見据えた、少し知的で優雅な「ポイント投資」の流儀についてお話しさせていただきます。
2026年NISA改正案:「待たなくていい」という自由
まずは、足元の事実整理から始めましょう。ニュースなどでご覧になった方も多いかと思いますが、金融庁は2026年度の改正要望として、以下の緩和案を提出しています。
2026年度 NISA制度改正要望の骨子(案)
- 現状(2025年現在):
保有商品を売却した場合、その「簿価(取得価格)」分の非課税枠が復活するのは「翌年」。 - 改正案(要望):
保有商品を売却した場合、非課税枠が「当年中(売却直後など)」に復活するよう求めている。
この違い、些細なことのように見えて、実は投資戦略における「流動性」を劇的に高めるものです。
これまでは「今年売ってしまうと、来年まで枠が使えないから動けない」という心理的なロックがかかっていました。しかし、もしこの改正が実現すれば、「利益確定して、すぐに別の有望な資産に乗り換える」という機動的な運用が、非課税枠の中でスムーズに行えるようになります。
クレカ積立は「守り」。ポイント投資は「攻め」のバッファ
現在、多くの賢明な皆様は、クレジットカードによる投資信託の積立(クレカ積立)を毎月のルーティンにされていることでしょう。これは素晴らしいことです。自動的に資産が積み上がる「コア(核)」の部分ですから、今後も淡々と続けるべきです。
しかし、クレカ積立はあくまで「定額・定期的」な守りの投資。相場の急変に対応するものではありません。
そこで輝きを増すのが、お手元の「ポイント」を使ったスポット購入です。
「現金を傷つけない」というメンタルアドバンテージ
私が提案したいのは、「枠の復活」を前提とした、ポイントによるサテライト戦略です。
- これまで:
ポイントで投資信託を買っても、一度売ると枠が翌年まで戻らないため、長期保有(ガチホ)一択になりがちでした。 - これから(改正後):
「ポイントで買った資産が値上がりしたら、すぐに売却して利益を確定。空いた枠で、また別の割安な資産をポイントで買う」
このように、ポイントを「弾薬」として使い、非課税枠の中で軽やかに資産を循環させる。これが、現金では躊躇してしまうような少しリスクのある資産(例えばインド株やNASDAQ100など)にも挑戦できる、大人の遊び心です。
自分の銀行口座の残高(現金)が減るのは心が痛みますが、元手ゼロの「ポイント」であれば、少し大胆な判断もできるものです。このメンタルブロックの外し方こそが、資産を加速させる隠し味となります。
「ポイントという名の弾薬」を枯渇させないロジック
さて、この戦略を実行するには、当然ながら「投資に回すポイント」が常に手元になくてはなりません。お買い物で貯まるポイントだけでは、投資の種銭としては少々心許ないのが現実です。
私が常々申し上げている通り、ポイントは「消費」するものではなく「生産」するものです。効率よくポイントを生み出す仕組みを持っておくことが、投資家としての嗜みと言えるでしょう。
例えば、私が愛用している「モッピー」のような信頼できるポイントサイトを経由することは、現代の錬金術の基本です。
🎩 ケンジの「資産の源泉」メモ
高額案件や日常のサービスの利用でまとまったポイントを確保し、それをVポイントやPontaポイント、dポイント等に交換して投資信託のスポット購入に充てる。これが、現金を減らさずに資産を増やす最もスマートなルートです。
もし、まだ「ポイントの生産拠点」をお持ちでないなら、この機会に整えてみてはいかがでしょう。準備は早いに越したことはありません。
資金移動の「美学」も忘れずに
また、ポイントを現金化して証券口座に入金する場合や、複数の銀行口座間で資金を移動させる際、手数料を払っていては投資のリターンを食いつぶしてしまいます。
スマートな投資家は、資金移動にもコストをかけません。手数料無料で資金を滑らかに移動させるツールとして「エアウォレット」などは、今のうちに導入しておくと良いでしょう。
まとめ:制度の変化を「余裕」に変える
2026年のNISA改正案が実現すれば、私たちの資産形成はより自由で、クリエイティブなものになります。
しかし、制度が変わるのをただ待つだけではいけません。
今のうちから「クレカ積立(守り)」と「ポイント投資(攻め)」の二刀流を確立し、どのようなルール変更があっても柔軟に対応できる「資産の体幹」を鍛えておくこと。
目先のポイント数や株価の上下に一喜一憂せず、制度を味方につけて淡々と、しかし着実に豊かさを積み上げていく。
それこそが、品格ある投資家の皆様にふさわしい在り方ではないでしょうか。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう。
ごきげんよう。


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